2005年12月05日

ウォーター・バコパ(ウォーター・バコバ)

ウォーターバコパはとても丈夫水草です。
ウォーターバコパと言われる事もあります。
ほとんどの書籍はウォーターバコパとなっていのすので
ここではウォーターバコパとします。
有茎水草の代表と言っても良いでしょう。
水温は20〜30度で水質は弱酸性〜中性を好みます。
原産は南米です。
大きくなると50cm程度まで伸びます。
ウォーターバコパは状態により葉の大きさも色も非常に多彩になります。
肥料分が多かったり、水温が低かったりすると葉の色は赤くなり芽が花の様になります。

bakobaGREEN.jpgbakobaRED.jpg
上の写真は1本のウォーターバコパを分割して別な水槽で育てたものです。
ずいぶん変わりますね。
左は約26度で肥料あり、右はヒーター無しなので10度前後です。肥料は少なめにしてあります。


ウォーターバコパは二酸化炭素の多い環境では葉が大きくなり、成長もかなり早くなります。
調子が良いと葉は輝き、非常に美しくなります。
二酸化炭素を添加しない環境でもある程度育成可能です。
しかし葉が萎縮して次第に成長が遅くなります。
成長が遅くなるとコケが生えやすくなりますので注意が必要です。



ウォーターバコパの増やし方(その1)
普通に増やす。


トリミングなどで切り取ったウォーターバコパの下部をそのまま水槽で育てると脇芽が出てきます。
大きくなったら切り取り、直に植えます。

bakoba0.jpg
(各画像をクリックすると大きくなります。)




ウォーターバコパの増やし方(その2)
秘技!葉から増やす!


@ウォーターバコパの葉を切り取ります。

Aしばらくウォーターバコパの葉を水槽に浮かべておきます。

Bしばらくするとウォーターバコパの葉から根が出ます!
bakobane1.jpg

Cもうしばらくするとウォーターバコパの葉から芽が出ます!
(写真ではわかりにくいですね。葉と根の接点あたりに芽が出ています。クリックで拡大します。)
bakobane2.jpg

Dあとは出たウォーターバコパの葉から出た芽を育てます。
 大きくなるのが楽しみですね。

 


posted by とく at 22:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

ヘテランテラ

heterantera02.jpg
柔らかい明るい緑色の水中葉を茂らせる、南アメリカ原産の水草です。
肥料さえあれば育成はとっても簡単です。底床添加肥料が一番ですが、液肥だけでも全く問題なしです。
価格的にも安いです。
逆に栄養分が乏しいと貧弱な草姿となります。
pHも硬度も無頓着です。


heterantera00.jpg
二酸化炭素が添加されている水槽では爆発的に増加しますので伸びすぎて水槽上部にまで達して他の水草の光をさえぎってしまう場合もあります。



heterantera03.jpg
但し、低い水温には弱い様です。
寒いと葉が灰色っぽくなり次第に成長しなくなってしまいます。



販売されるのは水上葉がほとんどですが簡単に水中葉を出します。
水上葉は紙のようで葉先が丸く水をはじきますが、水柱葉になると葉は非常にやわらかく、簡単に折れたり千切れたりしますので茎を持って丁寧に取り扱いましょう。
柔らかい葉は、カラシンなど魚たちの食害にあいやすいですね。

夏季には水上葉が蒸れなどで草体が痛んでいないかどうか注意して購入するようにしましょう。
状態が悪いものは、植え込んでも溶けるようにして枯れてしまいます。
鉛などで束ねられて販売されているものもありますが、植え込む際には1本1本丁寧に植えてください。

増やし方としては枝分かれする性質が強く、1本のヘテランテラから脇芽が出て10本いじょうになる場合もあります。
2〜3節に切って植えると芽が出てきますのでヘテランテラの大量生産も可能でしょう。

成長が早いので水槽設置初期のまだ水草が少ないうちはボリュームを出すのに良いでしょう。
ある程度レイアウトの整った水槽では頻繁にトリミングが必要になります。
条件が良いと短く揃えても1週間程度で大きくなってしまいます。
逆にトリミングを簡略化する方法としてヘテランテラの頂芽だけを使って前景をつくる場合もあります。

原産国:南米。
水温:18〜30℃
蛍光灯:1〜2本
pH:6.0〜7.6


posted by とく at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月10日

アヌビアス・ナナ

nana1.gif

アヌビアス・ナナは葉が非常に硬く、大変丈夫な水草です。
窓のいる明るい室内であれば水槽用の蛍光灯が無くても育つほどです。
成長は非常に遅く二酸化炭素の添加や肥料の添加をしてもそれほど成長は早くなりません。
その為、葉の移り変わりが少なく葉のコケが付きやすくなります。
コケの種類別対策でもお話しましたがほとんどのコケは「激落ちくん」で軽く擦ると取り除けます。
硬い葉の水草にはオススメです。

<アヌビアス・ナナの増やし方>

生命力が強いので、茎部分からカットして分割するとそこから子株を作る事ができます。
しかし、成長が遅いので気長に待ちましょう。

<アヌビアス・ナナのレイアウト>

葉の色は濃く、明るい色の水草が多い中ではアクセントになります。
背も高くならないので、前景に使用するか、流木に活着させてレイアウトします。
子株にして葉を小さな状態で育てて丸い葉を楽しむ事もできます。
小さな子株を沢山作って前景にすると、濃い緑の前景を作成できます。
また、トリミングもほとんど必要なくなります。

アヌビアス・ナナの根は非常に長く伸びるのでカットしても良いですが、カットすると普通でも遅い成長がさらに遅くなります。邪魔な場合、私は茎の根元にくるくる巻いています。
逆に、子株を作って大きさを維持したい場合には根をカットする事で長期間子株の状態を維持できますね。


posted by とく at 10:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月17日

ミクロソリウム

mikurosoriumu1.gif

ミクロソリウムは非常に丈夫で育て安い水草です。
非常にポピュラーな種類で、ショップでも入手はきわめて容易です。
でも価格は高いですね。
だいたいポット植えのものが流通しています。
葉先が美しく割れたウインデロヴや葉の細くなったナローリーフといった種類もあります。
(更に高価です。(^^;)

<ミクロソリウムの育て方>

ミクロソリウムは好適な環境下では、葉が大型化して30cm程度になる場合もあります。
二酸化炭素(co2)の添加はほとんど必要ありませんが、
環境によっては添加しないと育たない場合もあるようです。
もちろん他の水草と同様、co2を添加すればより効果的です。
ミクロソリウムは「陰性」ということで知られていますが、
影でなければ育たない、というわけではなく、
暗いところでも育ちますし、明るければそれなりに対応します。
ただ、成長が早い草ではないので、あまり明るいところにおくとコケの餌食になりやすいので注意しましょう。
コケの餌食にならない為に、最初は有茎の大きな草の陰に植えたほうが育てやすいでしょう。

さて、見落としがちなのが「ミクロソリウムの根」の処理です。
育ってくると茶色い木綿糸の様な根を出します。
これがあまり美しくありません。
切除しても影響はありませんので邪魔な場合はハサミでカットしてください。



<ミクロソリウムのレイアウト>

水生シダの仲間で深い緑色の葉が特徴的です。
他の水草が光量が少ないと明るい緑になってしまうのでレイアウトのアクセントに使えます。
流木や岩などに活着する性質をもっているため、その性質を利用して、レイアウトに変化をつけることも可能です。
流木に小さなミクロソリウムを沢山活着させて「木」のような雰囲気を出すこともできます。
また、暗い水槽の背面でも育つので背景としても有用です。
流木に活着させれば高さもつける事ができますので使いやすいでしょう。



<ミクロソリウムの増やし方>

葉1枚からでも分裂して新しい葉が生成されてきます。
葉を1枚切り取り、砂地に刺しておけば良いでしょう。
自然に増殖する方法はシダ類なので葉の裏に茶色い種のようなものができ、そこから新しい株ができます。
注意点としては葉の裏の茶色い種を嫁に見られて「きもちわる〜い」と言われないようにする事です。(^^;


<ミクロソリウムの病気>
mikurosoriumu2.gif

ミクロソリウムの病気として非常に有名なのが、水生シダ病です。
葉が茶色くなって解けます。
この病気が発生したら、患部を除去して葉から葉への伝染を防ぐ必要があります。
覚悟して悪い部分は全て捨てましょう。
原因は夏季などに高水温が続く場合と、水の流れが悪く淀んでいる事です。

水生シダ病の効果的な予防方法としては、葉が増えて混んできた時にあるていどトリミングして、葉を少なくしも水の流れを確保してやる事です。
フィルターの水流を工夫する事も良いですが、ある程度限界があるかと思います。
また、暑い日はクーリングファンを使うなど、飼育水を冷やす工夫も大切でしょう。
posted by とく at 07:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

グロッソスティグマの抜けない植え方。

水槽に空いたスペースがあったので、グロッソスティグマを植えてみました。
grosso0001.jpg

このグロッソスティグマは我が家の「グロッソスティグマ畑」で収穫したものです。
収穫したてなので、新鮮、元気です。

この「グロッソスティグマ畑」はグロッソスティグマを水上栽培しているもので、冬の間は窓際に放置し、
最近ベランダで日光浴させているものです。
グロッソスティグマは室内なら十分越冬できます。
フタをするなどして多湿状態にすると大変調子も良いです。

グロッソスティグマ畑があると好きな時に調子良いグロッソスティグマを贅沢につかえて良いです。
grosso0002.jpg

グロッソスティグマの植え方として、普通は、一節づつ切って植えるのがセオリーなのですが、荒くて軽いソイルでは植えてもスグに抜けてしまいます。
ピンセットを離したとたんに抜けて浮いたり、隣のグロッソスティグマを植えたら前のグロッソスティグマが抜けたり、しばらくすると水流で抜けてグロッソスティグマが浮いたり。
ヤマトヌマエビなどが入っている場合には尚更、ちからずくでチマチマとグロッソスティグマを引きぬいてしまいます。

私の場合はちょっと抜けてしまうのがイヤなので、3〜4節程度の長さで収穫したグロッソスティグマをソイルに深く挿します。

かなり抜けにくくなります。
しかし、これではグロッソスティグマが立ってしまって、グロッソスティグマ絨毯にはなりそうにもないのですが、そもそもグロッソスティグマは有茎水草なのです。

とはいえ、しばらくして根付いたら「取り木」の方法のようにして絨毯状にします。
「取り木」とは、有茎水草をソイルの面に倒して固定し、茎から芽を出させてて増やす方法です。
普通の絨毯状のグロッソスティグマはこの取り木状態なのです。

グロッソスティグマが根付いて、少し伸びてきたら、数珠繋ぎの根と根の間のランナーをカットすると、1本が2本、2本が4本と、伸びる数が倍増できます。

グロッソスティグマも低床肥料を多くすると良い水草の1つですよ。
低床肥料を多すぎないように、適度に多めに。
グロッソスティグマの鉄則です。

こんもりしたグロッソスティグマの絨毯になるのが楽しみです〜。



posted by とく at 20:04 | Comment(2) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

タイニムファの増やし方

ThaiNymphaea0001.jpg
タイニムファはイモ系の水草で、購入時はイモ、まさにサトイモの様な状態です。

これを転がらない程度に、埋めない様に低床に固定しておくと、しばらくすると葉と根が出てきます。

タイニムファはとても葉がやわらかく、弱そうに見える水草です。
葉も簡単に溶けてなくなってしまいます。

しかし、低床に十分な栄養肥料があれば、また葉を出します。
タイニムファは浮葉を出すのですが、この浮葉をカットしてしまうと
このイモが成長せず、増えないと言われています。

さて、この写真、左のタイニムファは購入して植えたもの、右のタイニムファは勝手に生えたもの、です。
ThaiNymphaea0002.jpg

タイニムファが勝手に生えた、とは、つまり自分で増えて移動し、生えたのです。

これは、低床に十分な栄養肥料があったためにイモが新しくできて、転がって(と言うか、エビにサッカーされまくって)いき、着床して生えたのです。

浮葉はあまり出さなかったのですが、4cm程度のイモから2つのイモができました。

このイモ、自分で土に「潜る」様な「動作」をします。

まず、イモから根が生え、葉も出ますが、根がイモを引っ張って潜っていきます。
もちろん目に見える速さではないですが、確実に土の中にイモが入って行くのが日に日にわかります。

なんだかカタツムリの様な生き物に見えてくるほどです。

もう1つのイモは相変わらずエビのサッカーボールになっていたので、で、安全な別の水槽に移しました。
ThaiNymphaea0003.jpg
posted by とく at 20:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | マニアな水草 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
他の記事をご覧頂く場合は左上のカテゴリから選択してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。